COLUMN

南~西日対策が重要!東三河の夏を快適に過ごすための「配置計画」のコツ

東三河の夏を快適に過ごすための「配置計画」のコツ
 
愛知県の東三河エリアで新築をご検討の方へ、夏の暑さを和らげるための「配置計画」のコツをお伝えします。
東三河は全国的に見ても日照時間が長く、その分強い日差しをいかにコントロールするかが、夏を涼しく過ごすためのポイントとなります。
南や西からの日差しを遮る具体的な窓や、外部ブラインドの考え方をまとめました。
 
それでは早速、東三河の夏を快適に過ごすための「配置計画」のコツを見ていきましょう。

東三河の夏を快適に過ごすための「配置計画」のコツ

  • 豊橋市など東三河エリアは日照時間が長く、直射日光による室温上昇が起こりやすい気候
  • 南側の窓には庇(ひさし)を適切に設け、高い位置から差し込む夏の日差しを遮ることが基本
  • 西日は低い角度から入るため、西側の窓はサイズを小さくするか配置を避ける工夫が求められます
  • ヴァレーマや市販のシェードを活用し、窓の「外側」で日射をカットすることが暑さ対策でかなり有効
  • 水回りや収納スペースを西側に配置し、窓が少なくてもよい間取り・配置がおすすめ

 

1. 東三河エリアの夏の気候と日射の影響

東三河エリアの夏の気候と日射の影響
 
豊橋市などの東三河エリアは、年間を通して日照時間が比較的長い地域として知られています。
夏場は晴天の日が多く、強烈な日差しと高い湿度が重なることで、蒸し暑さを感じやすい環境にあります。
直射日光がそのまま室内に侵入してしまうと、エアコンを稼働させても部屋が涼しくならない事態を招きかねません。
室内の熱の多くは窓から入り込んでくるため、家づくりの初期段階から日差しをコントロールする「配置計画」を練ることが大切です。
自然のエネルギーを上手くかわし、必要な光だけを取り入れる設計を行うことで、快適な暮らしが実現できます。
 

2. 快適な夏を実現する「配置計画」の基本

 
日射対策の基本は、太陽の軌道に合わせて建物の配置や窓の位置を決めることです。
南側と西側からの日差しに対して、どのような対策が必要なのかを見ていきましょう。
 
2-1. 南側の窓には庇を設けて日射を遮る
 
南側の窓には庇を設けて日射を遮る
 
南からの太陽光は、夏場は高い位置から差し込みます。
この直射日光を遮るために有効なのが、窓の上部に庇や軒を設けることです。
適切な長さの庇を計画することで、夏の強い日差しを窓の外でカットし、室内の温度上昇を抑えることができます。
反対に冬場は太陽が低いため、暖かい日差しを室内の奥まで取り込めます。
季節ごとの太陽の高さを計算して庇の長さを決めることは日射対策の基本です。
 
2-2. 西日は低く差し込むため窓のサイズを工夫する
 
西日は低く差し込むため窓のサイズを工夫する
 
夏の暑さの原因として厄介なのが、夕方にかけて差し込む西日です。
南からの日差しとは異なり、西日は低い角度からじりじりと室内の奥深くまで入り込んできます。
そのため庇や軒を長くしても、横からの日差しを十分に防ぐことができません。
西日対策としては、西側には大きな窓を設けないことが一番の解決策となり、どうしても必要な場合はスリット窓や小さめの窓を採用することがおすすめです。
 

3. 窓の「外側」で日射をカットする重要性

窓の「外側」で日射をカットする重要性
 
配置計画や窓のサイズに加えて、日射を室外で遮る工夫も欠かせません。
カーテンやブラインドを室内で閉めても、窓ガラスを通り抜けた熱は室内にこもってしまいます。
一度室内に入った熱を冷やすためには多くのエネルギーが必要となり、光熱費の増加にもつながります。
 
3-1. 外部遮蔽アイテムを活用する

 
熱を室内に入れないためには、窓の外側で日差しを遮る「外部遮蔽」が効果的です。
例えば、ドイツ製の外付けブラインド「ヴァレーマ」は、太陽の角度に合わせて羽根の向きを調整でき、日射を大幅にカットしながら風を通すことができます。
また、LIXILの「スタイルシェード」やYKKAPの「アウターシェード」といった日よけアイテムも、手軽に導入できるため人気です。
これらを活用し、外部で日射を遮断することで、室内の温度上昇を防ぎ、冷房効率が格段に向上します。
 
4-1. 水まわりや収納を西側に配置して生活空間を守る

 
西側の壁は夕方の強い日差しを直接的に受けやすく、熱を持ちやすくなります。
そこで居室を西側に配置することをできるだけ避け、浴室やトイレなどの水まわり、収納スペースを西側にまとめる間取りができればおすすめです。
これらの空間が熱に対する緩衝材の役割を果たし、主要な生活空間と熱を遠ざけてくれます。
ただ、昨今は高断熱化がすすんでいるため、昔の家ほど間取りに注意する必要性は低くなっています。
 
4-2. 窓ガラスの性能と方位別の考え方

 
日差しをコントロールした上で窓ガラスの性能を高めることで、夏の快適さはさらに向上します。
方位別に適した窓の考え方を表にまとめました。
 

方位 おすすめの対策と窓ガラス
南向き 庇で夏の直射日光を遮り、冬を考慮した日射取得型ガラスを採用
西向き 日射遮蔽タイプのガラスを採用し、窓サイズを小さくする
東向き 日射遮蔽タイプのガラスを採用、窓の大きさは大きめに
北向き 日射遮蔽タイプのガラスで冬の冷気の侵入を防ぐ

 

5. まとめ

 
東三河エリアの厳しい夏を涼しく快適に過ごすためには、断熱やエアコンなどの設備の性能だけに頼るだけでなく、建物の配置計画や間取りの工夫、そして窓の外側での日射対策との併用がおすすめです。
太陽の動きや自然の風を味方につけることで、冷暖房費などのランニングコストを抑えながら、ご家族が一年中快適に暮らせる住まいが実現します。
 
誠一建設では、東三河の気候風土をしっかりと熟知した上で、土地の条件に合わせた最適な配置計画をご提案しています。
日当たりや風通しを考慮したパッシブデザインの間取りづくりにご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
 

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