耐震構造の家がもたらすメリット
誠一建設では、お客様が安心して一生住み続けられるように、耐震性能に優れた家づくりを手掛けています。耐震性能に優れる家は、家族の安全を確保できることをはじめ、次のようなメリットがあります。
- 家族の安全を確保できる
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耐震構造の家は、揺れや振動に耐えることで、家族の安全を確保します。これにより、地震時に安心して避難でき、災害に対するリスクが軽減されます。
- 長期的な投資としての価値をUP
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耐震構造の家は、将来的な地震に備えるだけでなく、不動産としての価値も向上させます。
- 快適な生活空間
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設計段階から、地震の揺れを最小限に抑えることはもちろん、住宅内の家具や設備が転倒しにくい工夫がされているため、日常生活を快適に過ごせます。
- 防災意識の向上
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耐震構造の家を建てることは、地域全体の防災意識を高め、地域の安全に貢献することが期待できます。
耐震等級の最高レベル「耐震等級3」
誠一建設では、全棟構造計算(許容応力度計算)を実施し、耐震等級3を取得しています。 耐震等級の最高レベルに相当する耐震等級3は、震度6強〜7の大地震が起きても倒壊・崩壊しない強さを示します。
- 建築基準法(2000年基準)
- 耐震等級1
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極めて稀に発生する地震力に
対して倒壊・崩壊しない程度
- 長期優良住宅認定基準
- 耐震等級2
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等級1の1.25倍の耐震性能
病院や学校の耐震性に匹敵
- 最高レベル
- 耐震等級3
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等級1の1.5倍の耐震性能
消防や警察など防災拠点の耐震性に匹敵
1棟ごとの緻密な「許容応力度計算」で
耐震性能を立証
一口に「耐震等級3」といっても、実際は1棟ごとの住宅によって耐震性に誤差が生じます。耐震等級3を取得するには、「性能表示計算」と「許容応力度計算」のどちらかを行う必要があります。より緻密な計算によって正確な強度を算出できるのが、後者の「許容応力度計算」です。この方法では、基礎や土台から柱や梁の1本1本に至るまで、すべての部材にかかる力を細かく調べます。例えば、2階建ての木造住宅1棟の許容応力度計算書はA4の用紙で数百枚にも至ります。
こうした緻密な計算により、より確実性の高い耐震性能の住宅をご提供しています。
許容応力度計算とは、建物が外部からの地震の揺れなどの様々な力を受けたときに、建物の構造部材に損傷が生じないかを確認するための計算です。
耐震シミュレーションで耐震性能を
「見える化」
近年では、木造住宅倒壊解析ソフト「Wallstat(ウォールスタット)」などを用いて、建築予定の住宅の耐震性を確認することができます。万が一、シミュレーションにおいて倒壊の恐れが発生した場合には、構造を再検討し、大地震が何度来ても耐えられる造りにすることが可能です。また、その住宅が地震の揺れを受けた場合のシミュレーション動画によって、これから建てる家の耐震性を確認できます。
誠一建設では、こうして1棟ごとに「Wallstat(ウォールスタット)」によるシミュレーションを行うことで、耐震性の正確化と見える化を実現しています。
耐震シミュレーション
「Wallstat(ウォールスタット)」
「Wallstat(ウォールスタット)」は、京都大学・生存圏研究所で開発された「木造住宅倒壊解析ソフト」。木造軸組広報の耐震性能を初めて「見える化」し、業界でも注目されています。誠一建設では、構造計算の専門家との連携によって、お客様が建築予定の住宅図面をソフトに取り込み、建物が地震の揺れにどう耐えるのかをシミュレーションして、お客様にその動画をご確認いただいています。
①パソコンで振動台実験が実現
②耐震性能の
見える化が
できる
誠一建設で建てた家のウォールスタットでの検証結果(一例)
検証を重ね、阪神淡路大震災に5回以上耐えられるという検証結果が出ました。
また、軟弱地盤により大きな地震動となった熊本地震の前震、本震など他の地震でも検証します。