家事動線にこだわった家づくりで
毎日を楽しく
家事動線とは、料理や洗濯、掃除などの「家事」をするときに通る経路のことです。
毎日のご飯の支度、トイレやお風呂、床などの掃除、家族分の洗濯物にお買い物などいろいろあります。その中でも負担が大きいと言われているのが「洗濯」です。
洗濯は、洗う・干す・畳むといった工程が多いだけではなく、天気や時間にも左右されるので、何かとストレスに感じることも・・・。
そのお悩みを解決するのが家事動線です。
例えば、洗濯機と洗濯物を干す場所を近くにすれば、持ち運ぶ時間と労力が軽減されます。
さらに、ランドリールームやサンルームなど室内に洗濯物を干せるスペースをつくれば、雨の日はもちろん、時間を気にせず洗濯物を乾かすことができます。
このように、暮らしに合った動線にすることで、家事がぐっとラクになります。家事の時短ができれば、家族と過ごす時間が増え、自分の時間もつくることできるので、毎日が楽しくなりそうですね。
家事動線の良い間取りにするポイント
- POINT 1水回りを集約する
-
キッチンや浴室、トイレなど水回りをまとめると、移動距離が短くなるため、料理をしながら、洗濯をしたりお風呂掃除をしたりするなど、家事の同時進行が可能になり時短にもつながります。
- POINT 2回遊動線にする
-
行き止まりのない動線は、流れるように家の中を移動できるので、ムダな動きがなくなり、家事効率がアップします。また、動線が複数あると、生活する上でのストレスも軽減されます。
- POINT 3ランドリールームをつくる
-
ランドリールーム(洗濯室/家事室)とは、「洗う・干す・畳む」という洗濯に関する一連の作業を同じ空間で完結できる場所のことです。ファミリークローゼットが近くにあると、「しまう」作業も効率よくこなせます。キッチンに隣接していれば複数の家事を同時にこなすことも◎
家事動線の良い間取り【実例】
- 「家事ラク」な平屋
-
洗濯動線に着目し、洗濯機まわりに洗濯物をすぐ干せるようにするなど、家事が効率よくできるよう動線にこだわりました。
- 「回遊性」のある家
-
キッチンとダイニングを横並びにした人気の間取り。子どもを見守りながら家事ができ、コミュニケーションも円滑に。
- 子育て夫婦が「楽しく暮らす」家
-
寝室の隣に設けたセカンドリビング兼家事ルームは、調湿機能のあるシラス壁を採用。雨の日に干しても良く乾き、ニオイも気になりません。