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太陽光発電は付けた方がグッド!その明確な理由とは

太陽光
 
今回は、太陽光発電システムについて基本的なポイントを分かりやすくお伝えしていきます。元が取れないって聞いたけど…と思っている方は要注意!正しい知識を備えて、太陽光発電システムや蓄電池などの必要性を判断しましょう。
 
それでは、まず太陽光発電についてのポイントからみていきましょう。

太陽光発電についてのポイント

  • 3~4人家族であれば、太陽光発電システムは5~6kW程度あれば十分で、気になる初期費用は150~180万円程度(屋根形状や容量などで異なる)
  • 太陽光発電を付ける大きな理由は、電力単価が高い昼間の電気を買わずに自給自足することにあり、売電単価の減少は気にする必要はない
  • 売電単価も一時期に比べて下がったとは言え、年間で10万円近い収入となることも。(※売電単価が高かった頃は、太陽光発電システム自体の設置費用も高かった)
  • 5kW程度の太陽光発電システムで、1世帯の1年間に使う電力を創ることができるが、夜間にそのエネルギーを使おうと思うと蓄電池やV2Hが必要
  • 災害対策を重視したい方であれば、新築時にハイブリッド蓄電池を導入してもよく、後々に導入される方はパワーコンディショナーを蓄電池対応機種にしておくとよい

1. 太陽光発電はどれぐらい必要

ソーラーパネル
 
3~4人家族の一般的な家庭であれば、太陽光発電システムは5kW~6kWの容量があれば十分です。これは、1年間に家庭で使う電力を概ねまかなえる容量で、昼間の電力自給率も高めることができます。
 
例えば、日中に家族が在宅して電気を使う時間帯に、太陽光で発電した電力を直接使うことができます。これにより、電力会社から購入する電気を減らすことができ、電気代の節約につながります。
 
屋根の大きさや形状によっては6kW以上設置することも可能ですが、容量が大きくなるほど設置費用が高くなることや、パワーコンディショナーの台数とのバランスを考えることが重要です。
 
1-1. 費用は150~180万円で設置可能
 
太陽光発電
 
太陽光発電システムの導入費用は、5~6kWのシステムで150~180万円程度が目安とされています。もちろん、屋根の形状や設置条件、メーカーやパネルの種類によって金額は前後しますが、この範囲内であれば多くの家庭で導入可能です。
 
かつては売電単価が高かった時代には設置費用も高かったため、ブームが終わったということはありません。現在は売電単価も下がっていますが、パネルや工事費用が下がっており、「元が取れるかどうか」の指標・年数は大きく変わりません。
 
また、よくある誤解として「中国製=粗悪品」というイメージですが、もはや太陽光発電システムのほとんどは中国で製造されているものが多く、もはや中国製であることは必ずしも粗悪品となるわけではありません。
 

2. 太陽光発電システムの必要性

それでは、太陽光発電システムを設置する「意義」を見ていきましょう。
 
2-1. エネルギーを自給自足できるメリット
 
太陽光発電
 
太陽光発電を導入する最大のメリットは、昼間の電気を自宅で賄えることです。電力単価は昼間に最も高くなるため、太陽光で発電した電力を使うことで、電気代の節約効果が高まります。
 
特に、日中に家族が在宅している家庭や、家電を多く使用する家庭では、自給自足の効果を大きく実感できます。また、停電や災害時の一層の備えをしたい方は蓄電池を併用することで、一定時間の電力供給が可能になり、防災面での安心感もアップします。
 
2-2. 売電でのメリットは小さくない
 
発電量出典:パナソニック・シミュレーション(誠一建設作成)
 
「売電単価が下がったから太陽光はメリットがない」という話を耳にすることがありますが、実際には年間10万円近い売電収入が得られるケースもあります。(※上記シミュレーションでは豊橋・5.74kW設置で年間売電額:86,580円)
 
5~6kWの太陽光発電システムで1年間に発電される電力量を想定すると、余った電力を電力会社に売電することで、光熱費をさらに下げることが可能です。自家消費+売電を合わせると年間で10万円以上の効果があります。(※上記シミュレーションでは豊橋・5.74kW設置で年間効果金額:151,824円)
 
売電収入は家計の補助にもなり、初期費用回収の一助となります。
 
2-3. 今後はEVや蓄電池が普及してくるための準備に
 
蓄電池
 
今後、電気自動車(EV)や家庭用蓄電池の普及が進むことが予想されます。太陽光発電を導入しておくことで、EVの充電や蓄電池への電力供給に利用でき、将来的なエネルギー効率を高める準備になります。
 
特に、新築時に太陽光発電と蓄電池対応のパワーコンディショナーを設置しておくと、後から蓄電池を追加した場合でもスムーズに連携できるためおすすめです。
 

3. 太陽光発電のエネルギーの有効活用

太陽光発電でつくった電気を、どう上手く活用するか?が今後は大事なポイントになります。太陽光発電がないと、電気を自らつくることもできませんので、新築時には太陽光発電は必須アイテムと言っても過言ではありません。
 
3-1. 蓄電池があることで災害対策+節電
 
蓄電連携システム出典:パナソニック・シミュレーション(誠一建設作成)
 
太陽光発電でつくった電力を夜間に使うには、蓄電池の導入が必要です。蓄電池があれば、昼間に発電した電気をためて夜間や停電時に活用することができ、災害対策としても有効です。
 
また、家庭の電力使用状況に合わせて蓄電池を運用することで、電力会社から購入する電気量を抑える節電効果も得られます。夜間の電気代が安い時間帯に充電し、昼間に使用する「ピークカット」の運用も可能ですが、現在の電力単価からすれば、太陽光発電の余剰電力を充電する方がよいでしょう。
 
上記のシミュレーションでは、蓄電池の有無で経済効果としては年間で数万円の試算になっていますので、蓄電池で元を取るという考え方よりも災害対策などを考えた運用が現実的です。
 
3-2. 新築での導入はハイブリッド型蓄電池がオススメ
 
ハイブリッド型蓄電池
 
新築の段階で太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合は、ハイブリッド型蓄電池がおすすめです。ハイブリッド型は、発電と蓄電、電力供給のすべてを1台で管理できるため、システム全体の効率が高くなります。特に停電時に、太陽光発電がつくる電気をたくさん充電・家に供給するという運転が、単機能型に比べてスムーズです。
 
後から蓄電池を追加する場合、単機能型に比べて設置費用や工事の手間が増えることがありますので、新築時に余裕があればハイブリッド型の蓄電池の導入を検討すると良いでしょう。
 
3-3. V2Hで車の走行エネルギーと融通し合うことができる
 
EV自動車
 
V2H(Vehicle to Home)は、電気自動車(EV)と家庭の電力を相互に融通するシステムです。太陽光発電と組み合わせることで、昼間に太陽光で発電した電力をEVに充電し、夜間にEVから家庭に電力を戻すことが可能になります。これにより、災害時のバックアップ電源としてEVを活用できるだけでなく、家庭内の電力効率を最大化することができます。
 
特に、家族がEVを利用する家庭では、太陽光発電+V2Hの組み合わせで電気代の節約と災害対策を両立できます。(※V2H対応でおすすめな車種:日産(リーフ・アリア・サクラ)※テスラはV2H対応不可)
 

4. まとめ

 
太陽光発電システムの導入は、電気代の節約だけでなく、災害時の備えや将来的なEV・蓄電池の活用など、さまざまなメリットがあります。太陽光発電の導入を検討する際は、単に「元が取れるか」だけで判断せず、昼間の電力自給や将来のEV活用、災害対策といった観点から総合的に判断することが重要です。正しい知識を備えたうえで、自分や家族にとって最適な太陽光発電システムを選びましょう。
 
誠一建設では、パッシブデザインと組み合わせた、最適な太陽光発電の容量などもご提案しています。省エネや災害対策がしっかりしている家が気になっている方は、ぜひ豊川市の誠一建設までお気軽にお問い合わせください。
 

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