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先取り情報!2026年の新築補助金を上手く活用する方法


 
今回は2026年に新築向けの補助金情報を中心に、補助金を活用した家づくりの進め方を解説していきます。2026年~2027年にかけて、家づくりを検討されている方は必見の内容です。
 
補助金のポイントだけでなく、補助金活用に伴う注意点なども解説しますので、ぜひ参考にして家づくりを失敗の少ないものにしてください。それでは補助金制度のポイントからお伝えします。

「補助金制度」のポイント

  • 環境省や国土交通省の予算をみる限りでは、2026年も今年と同様の補助金制度があることを前提にしてもよい
  • ZEH補助金は45万円(ZEH+で80万円)の可能性が高い※愛知県での補助金額
  • 子育てグリーン支援事業の後継事業は、業界内部でも継続する見方が強いものの、補正予算次第
  • 工補助金を活用する上での注意点は、家の仕様とコストバランス、そしてスケジュール
  • 補助金が目的になってしまうと、窮屈な家づくりになるリスクもあるため、早めに動くことで検討時間の確保・仕様や資金計画のバランスを取りやすくなる

1. 概算要求から紐解く来年の住宅補助金

補助金
 
毎年、概算要求と呼ばれる省庁が来年度の予算計画を出すものがあります。新築に関わる省庁は、環境省・国土交通省・経済産業省の3つですが、最近は環境省と国土交通省がみなさんに関わる補助金制度を運用しています。この概算要求をみる限りでは、2026年も今年と同様の補助金制度があることを前提にして、家づくりに動いてもいいと言えるでしょう。
 
今年度と同じような内容とは、「ZEH補助金(主に新築)」と「子育て・若者世帯を中心にした補助金(新築・リフォーム)」のことを指します。今回は、この2つの補助金制度を中心に2026年度に新築向けの補助金を活用するコツや注意点を解説します。
 

2. 2026年度(令和8年度)ZEH補助金

 
ZEH補助金出典:住宅の脱炭素化促進事業(経済産業省・国土交通省連携事業)
 
これまで毎年同じような形で運用され、スケジュールなどが読みやすい補助金制度は「ZEH補助金」です。
 
毎年の恒例制度と言っても過言ではなく、5月頃に受付等が始まり、基本はその年度内で引渡しをする新築が対象になります。(申請時期などによっては、年度内完工でなくとも問題ない)
 
2-1. 補助金額は45万円または80万円
 
補助金額
 
ZEH補助金は45万円(ZEH+で80万円)の可能性が高いです。※愛知県での補助金額
 
ZEHとZEH+の違いは、主に断熱性や省エネ性のグレードの違いになっており、住宅の仕様によって補助金額も変わってきます。ZEH+は、もらえる補助金額も高い代わりに、元々の “標準仕様” がスタンダードなグレードに設定されていると、断熱材や省エネ性の高い設備機器をオプションとして導入する必要が出てくる可能性があり、建築費用が後から上がってくる場合があります。
 
2-2. 標準仕様とは
 
標準仕様
 
ここで注意すべきポイントの1つ目として”標準仕様”というキーワードがあります。
 
その工務店が見積を出しやすくするために、よく使う設備や内装などを入れてみた、いわば概算で組むための仕様が”標準仕様”です。工務店によって、この標準は異なっており、住宅会社で見積もりを比べる時に注意すべきポイントです。いいかえると、どちらも標準仕様と言っていても中身が全然違う可能性もあり、細かい部分まで見積もり額を比較検討するのは少し難しいのです。
 
そのため、これら性能については、みなさんの「こだわり具合」や「優先順位」などを見極めて、ZEHまででいいのか?ZEH+まで性能にこだわるのか?そのメリットなどもしっかり確認して決めていくことが、失敗しない家づくりの第一歩です。
 
なお、誠一建設では標準的にZEH+には適合できる仕様となっています。
 

3. 子育てグリーン支援事業の2026年版はどうなる?

 
子育てグリーン支援事業 出典:住宅局関係 予算概算要求概要
 
2025年に家づくりについて少し調べた方であれば、「子育てグリーン支援事業」という補助金制度を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。今年、最も注目されている補助金制度ですが、この記事をご覧になっている時点で、これから間取りや住宅会社を決めようと思っている段階の方は「子育てグリーン住宅支援事業は使えない可能性が極めて高い」です。
 
狙うべきは、まだ詳細が発表されていない「次年度の後継制度」です。省庁の概算要求では、子育てグリーン支援事業の後継事業についての明確な方向性や補助金額の明示はありませんでした。
 
しかし、概算要求の内容や、業界内部の噂でも継続する見方が強いものの、補正予算で組まれている制度のため今後の政治の動き等によって左右されやすい立ち位置にあります。今後の詳しい情報公開を待ちながら、今冬ぐらいから具体的に準備しておくことをオススメします。
 

4. 新築補助金を利用する注意点

 
補助金はお金がもらえてラッキー、というメリットだけでなく補助金を活用する上での注意点があります。そのデメリットを考慮しながら総合的に決めていきましょう。
 
3-1. 家のグレードをあげる必要がある?
 
グレードアップ
 
補助金をもらうには所定の家の性能が担保された状態でないといけません。
 
現在の新築の多くがZEH水準に適合する仕様になっていることから、ZEHレベルの補助金を取りに行くことはさほど難しくないでしょう。しかし、工務店によってはZEHが標準仕様になっていることから、ZEH+やGX志向型住宅などにグレードアップしないといけない場合があります。
 
その際、コストだけでなく光熱費などとの収支バランス、他の設計ポイントとの優先順位などを皆さんの意見を汲み取って判断できるかどうか?ここは住宅会社の力量で左右されるポイントになってきます。
 
3-2. スケジュール上の制約が出る場合も
 
スケジュール
 
補助金制度はスケジュールに則った運用になっています。制度によって、その基準は様々ですが、補助金制度を利用すると着工日などが制約を受ける可能性が高いです。
 
場合によっては、すでに着工しているからダメということも考えられるため、着工時期は住宅会社と相談しながら調整することになります。お子さんの入学時期など、入居時期を決めたい方には少し不利な側面があることも理解しながら住宅会社と相談をすすめるとよいでしょう。
 
3-3. 補助金自体が目的化していないか?
 
目的
 
補助金はもらえればOKぐらいの感覚で家づくりをした方が気は楽です。スケジュールや仕様の制約などを受けながらすすめると、どうしても検討の時間が短くなってしまいがちだからです。
 
誠一建設では、補助金制度もできるだけ活用した家づくりのサポートをしています。ですが、補助金が目的になってしまうと、窮屈な家づくりになるリスクがありますので、冷静に家づくりに取り組むことをおすすめします。
 
また、早めに動くことで検討時間の確保・仕様や資金計画のバランスは取りやすくなるので、補助金制度を利用したい方はできるだけ早めに動くことが賢明でしょう。
 

4. まとめ

 
今回は、環境省や国交省の概算要求をもとに2026年度(令和8年度)の新築向けの補助金の見通しを解説しました。補助金制度を利用する上での注意点などを考慮しながら、上手に家づくりをすすめていきましょう。
 
豊川市の誠一建設では、ご家族の価値観や状況を総合的に汲み取りながら補助金も交えたベストなご案内をしています。また、基本性能を高いレベルに設定していることから、オプションの追加などで悩むことは少ないのではないでしょうか。補助金を活用した家づくりや、性能とデザインを両立家づくりについてなど、まずはお気軽にご相談ください。
 

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