COLUMN

HEAT20 G2グレードの家に床暖房は必要?住まいの性能と暖房の話

こんにちは。建築デザイナーとつくる高性能な住まいをご提案している、豊川市の工務店・誠一建設です。
最近誠一建設でも、実際のお客様邸で実現しているHeat20 G2グレードの住まいは、高気密・高断熱な未来の省エネ水準のお家です。
冬は暖かく、夏は涼しいHeat20 G2グレードの家づくりをする際、お客さまから「暖房はどのくらい入れておけばいいでしょうか?」とご質問いただくことがあります。

 

ということで、今日はHEAT20 G2グレードの家の暖房はどこまで必要か?という疑問を解説いたします!

 

▶︎ HEAT20 G2グレードの家はどのくらい暖かい?

 

住まいの気密性・断熱性は、家の中の熱の逃げにくさ外気から影響されにくさ
例えば、エアコン1台で家がどのくらい温まるかを比較したとき。

 

気密・断熱性の低い家では家の中の暖気が外に逃げてしまい。逆に外の冷気が家の中に入ってくることから、エアコン1台では「寒い」と感じることもしばしば。

 

一方で、Heat20 G2グレードのような高性能な家なら、暖房がエアコン1台だったとしても家全体が効率的に温まり、しかも熱が逃げにくいため、最小限のエネルギーで快適な温度環境を保てます

 

▶︎暖房はなくてもいいの?
ここで問題になるのが、気密断熱性を高めた住まいでは、暖房はどのくらい必要かという視点です。
個人個人で体感温度も違うため、「このくらいでOK」と明確に線引きすることはできません。けれどどれだけHeat20 G2グレードをクリアしているとしても、家の中に熱源がなければ、家が暖かくならないことは間違いありません。
そのため、何かしらの暖房は、入れる必要があるということ。

 

エアコンだけでも、無垢のフローリングなら、ひやっとした冷たい床の感触はあまり感じなくて済むと言えるでしょう。
床暖房を入れるかどうか、は正直コストと「どこまで暖かくしたいか」どうかで判断が必要です。
エアコンであれば夏は冷房として使えますが、床暖房は使うのは寒い時期だけ。1年のうちで使う季節が数ヶ月しかないと考えたとき、「床暖房が高い」と思うのか「高くない」と思うのかは価値観次第です。

 

なかなか難しい問題なため、スッキリと「なくてもOK」と言い切れませんが、そこまで心配しなくても、Heat20 G2グレードの家なら床の温度もそこまで冷たくなりません。

 

気になる方は、実際の測定データをお見せすることもできますので、気軽にご相談くださいね◎

 

 

\こちらの記事も参考に/
全館空調と気密性はセットで考えるべし!その理由は?
https://seiichikensetsu.co.jp/blog/?p=2418

 

高気密・高断熱な家の証「HEAT20のG1・G2グレード」をご存知ですか?
https://seiichikensetsu.co.jp/blog/?p=2099

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